エックスサーバーでgitを使う
少し前にVPSのサーバーからエックスサーバーのレンタルサーバーに移行したのですが、
当然、レンタルサーバーだと使えるコマンドに制限が出てきます。
で調べてみるとgitがありません。
う〜ん。何かとgitは使う機会がありそうだということで入れてみました。
とはいうものの、当然、rootやsudoはレンタルサーバーだと使えないのでyumでインストールは無理です。
ということで、今回は、gitをソースからインストールすることにしてみました。
まずは、インストール場所を作成して移動。
[xxxx@sv0000 ~]$ mkdir -p local/src [xxxx@sv0000 ~]$ cd local/src
で次にgitのソースコード取得。
[xxxx@sv0000 src]$ wget https://git-core.googlecode.com/files/git-1.9.0.tar.gz --2016-01-08 22:31:35-- https://git-core.googlecode.com/files/git-1.9.0.tar.gz ... 2016-01-08 22:31:37 (3.91 MB/s) - `git-1.9.0.tar.gz' へ保存完了 [4839724/4839724] [xxxx@sv0000 src]$
その後、圧縮ファイルを展開。
[xxxx@sv0000 src]$ tar zxvf git-1.9.0.tar.gz ... [xxxx@sv0000 src]$
展開したフォルダに移動してコンパイル環境構築
[xxxx@sv0000 src]$ cd git-1.9.0 [xxxx@sv0000 git-1.9.0]$ ./configure --prefix=$HOME/local ... /bin/sh: msgfmt: command not found make: *** [po/build/locale/bg/LC_MESSAGES/git.mo] エラー 127 [xxxx@sv0000 git-1.9.0]$
あれ?なんかエラーが出ている。。。
なんか、msgfmtとかいうのがないみたいだ。
どうやら、ググってみるとgettextとかいうライブラリをとってこないといけないようだ。
う〜ん。面倒だ。
gettextをインストールしてみる。
[xxxx@sv0000 src]$ wget http://ftp.gnu.org/pub/gnu/gettext/gettext-0.19.5.tar.gz ... [xxxx@sv0000 src]$ tar zxvf gettext-0.19.5.tar.gz ... [xxxx@sv0000 src]$ cd gettext-0.19.5 [xxxx@sv0000 src]$ ./configure --prefix=$HOME/local ... [xxxx@sv0000 src]$ make install
と、なんとかコンパイルできたようだ。ちなみに最新のgettext-0.19.7を使うとなぜかうまくいかないので
少しバージョンを落としてやってみたらうまくいった。
で、再度、gitのコンパイル環境構築に挑戦!!
あれ?うまくいかない!
う〜ん。何か忘れていないか。。。チッ、チッ、チッ、ポーン!
そうだ!! gettextのライブラリにパスが通っていない。
ということで、パスを通しました。
.bash_profileに以下を追加
export PATH=$PATH:$HOME/local/bin
ということでもうgitに一度挑戦。
[xxxx@sv0000 git-1.9.0]$ ./configure --prefix=$HOME/local ... [xxxx@sv0000 git-1.9.0]$ make ... [xxxx@sv0000 git-1.9.0]$ make install ... [xxxx@sv0000 git-1.9.0]$
最後にgitがちゃんと入ったか確認。
[xxxx@sv0000 git-1.9.0]$ git --version git version 1.9.0 [xxxx@sv0000 git-1.9.0]$
ふう、なんとか最底辺でも出来たようです。
なんか、今日は疲れた。やっぱり慣れないことはするもんじゃないですね。
では。
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